ライター:げっぺい
転職活動に至るまで
第2新卒の話をする前に、転職活動のきっかけについても紹介しておく。
まず、軽く自己紹介をしておくと、大学院の情報系を卒業した後、大手メーカに就職し、IT部門へと配属となった。いわゆる社内SEである。社内SEだと最初は保守作業が多く、やりたいこととも全然違ったので入社歴2年目にして転職を決意した。
最初は第2新卒で、大学院の情報系出てるからいいとこあるでしょ、と楽観的であった。
第二新卒の定義
そもそも、第二新卒の定義は何だろう。ってことで、ChatGPTに聞いてみる。
あれ、第3年目~5年目までが第2新卒となっている。ということは2年目の私は第二新卒に入らないのでは!?と思って、ネットで調べてみる。転職サイトdodaによると、「学校卒業後に新卒で入社した、社会人経験が3年未満の人のこと」と書いてある。
よかった、該当している… ChatGPTのいったことは嘘(ハルシネーション)としておこう。
転職活動スタートと、第2新卒という魔法の言葉にかかる疑い
転職活動は勢いだと思い、某大手の転職エージェントサイトに早速登録した。募集求人を①IT職種,②大手,③第2新卒という3つの条件で調べていく。ヒットする求人もあった。しかし、あることに気づく。これは、きついで有名なとこしかないのでは?と。検索でヒットするのはSierやコンサルの中でも、きついで有名なところばかりであった。これは入社できても、死んでしまいそう…
では、私が入りたい企業はどんな人を募集しているのだろうと、「第2新卒」を検索から外してみる。多くの魅力的な企業を発見した。条件を見ると、プロマネの経験3年以上とか、リーダー経験とか書いてある。該当していないことは明確だった。みんなが入りたいような大手企業は基本的に第2新卒は求めておらず、即戦力しか求めていないのである。
では第2新卒を欲しがる求人とは?の答えに対する私の考えは以下である。
「大手企業だが、きついので新卒の離職率が高く、人手不足」
まともな大手企業は第2新卒を取らなくても、普通に新卒を取れるのでいらないんだろうなぁと痛感した。
その後
結論として、いろいろあって転職せず、部署異動して同じ会社で元気に働いている。ただ、第2新卒で転職しようと思っている人がいたらそんなに甘くないよと思いこの記事を書いた。
※あくまで個人の主観なので、第2新卒でいい企業に転職できる人もいるとは思います。
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