サイバートラックついに納車開始(2023/11/30)
長らく話題になっていたサイバートラック「Cybertruck」がテスラよりついに発売されました(2023/11/30)。
その未来的かつ先進的なデザイン、特にステンレス鋼で作られた外装と独創的なフォルムは、従来のピックアップトラックとは一線を画しており一度見たら忘れられない印象でしたね。
グレードは3種類(後輪駆動と四駆とCYBERBEAST)があり、価格は約900万円(6万990ドル)から約1500万円(9万9990ドル)となります。
特筆すべきはデザインの他にもこんな特徴があります↓。
- 頑丈で高い耐久性: 過酷な環境にも耐えうる堅牢な構造で、頑丈さと耐久性を備えており、幅広い用途に対応可能。
- 高い積載能力とけん引力: 最大積載重量1,134キログラムとけん引能力4,990キログラムを誇り、重い荷物や牽引が必要な場面でも頼りになる。
- 驚異的な加速性能: 100㎞/hまでの加速がたったの2.7秒で完了する、非常に高いパフォーマンスを持つ。
- 長い航続距離: 高容量のバッテリーを搭載し、一回の充電で547キロを走行可能。スーパーチャージャーを使えば15分で最大235キロ相当分を充電することができます。。
建設業界にサイバートラックは活用できるのか??
さて、ここからが本題です。
この尖りきった性能を持ったサイバートラックは建設現場で使用されることがあるのでしょうか?
考えられる強みを次の項目から説明していきます。
車体はかなり大きめ(特に全幅)
サイバートラックのサイズは
全幅×全長×全高(㎜)=2413×5682×1790(㎜)
であり比較的大きいことが分かります。
参考にトヨタのピックアップトラックであるハイラックスは全幅1,855mm、全長5,335mm、全高1,800mmであることから一回り大きいことが分かりますね。
ガッチガチの外装(ステンレス製)
見た目の通りサイバートラックは塗装がされておりません。
素材にはウルトラハードステンレススチールエクソスケルトン(よくわかりませんが…)を使うことでこんな効果があります。
- 耐久性: 塗装を施さない強化ステンレスは非常に耐久性が高く、過酷な環境下での使用に適しています。建設現場では荷台への建材の積み込みや、建材の運搬などで衝撃や損傷が発生しやすいですが、強化ステンレスはそれらに対して耐久性を発揮します。
- メンテナンスの簡素化: ステンレスの外装は錆びにくく、汚れが付きにくい性質を持っています。建設現場では常に汚れや塵が舞い、清掃が難しい環境ですが、ステンレスの外装はこれらの影響を受けにくく、定期的なメンテナンスを軽減します。
- 耐化学物質性: ステンレスは化学物質に対しても強い耐性を持っています。建設現場では薬品や特定の物質と接触することがありますが、強化ステンレスはこれらに対する抵抗力があり、外装の劣化や変色を防ぎます。
- 長期的な外観維持: 塗装を施さないことで、長期間にわたって外観を維持できます。やっぱりピカピカの仕事道具は格好いいですよね。
EV独自のパワー!!
EVならではの強みとして加速力が長所となっています。
100㎞/hまでの加速がたったの2.7秒というトラックとは考えられない性能です。
また最大積載重量1,134kgとけん引能力4,990kgを誇り、パワー面でも頼りになる車です。
(トヨタのハイラックスは最大積載量1000㎏,けん引能力3500㎏です)
公式のXではポルシェ911にポルシェ911をけん引した状態でドラッグレースに勝利している様子を収めたインパクトのある動画も投稿されています。
日本は海外に比べ道路の高低差が大きく、特に山岳地帯や急峻な地形の場所では、急な坂道や起伏が多い道路が見られます。
トラックにおいても加速性能は重視されるべき性能の一つでしょう。
EV独自の静穏性…
昨今、環境問題に対する意識が高まっています。
EVの活用は、建設現場における大気汚染や騒音の低減、地域の環境への負荷を軽減することができます。
特に都市部や密集地域での作業時には、低騒音性とゼロ排出が重要ですよね。
定期的な騒音の測定は義務になっていますし、最近では騒音計モニターを設置している現場が多いです。
もちろんサイバートラックは注目度も高いため、話題性+企業イメージの向上も見込めます!
最後に
いかがだったでしょうか。
個人的に注目していた車だったので解説させていただきました。
誰かのご参考になればうれしいです。では。
(やっぱり車幅が大きいのが欠点だな~~)
コメント